サーファーズハウスとは? サーファーズハウスの特徴や建てる際のポイントについて解説

サーファーズハウス

この記事では、おしゃれで人気のサーファーズハウスについて以下の内容をご紹介します。

サーファーズハウスは、海辺でアウトドアを楽しむ人向きの家というイメージを持つ人は多いのではないでしょうか。以下では、開放感あふれるサーファーズハウスに憧れている人に向けて、知っておきたいポイントを解説します。

1. サーファーズハウスとは

サーファーズハウスとはどのような家なのでしょうか?まずはその定義や特徴についてご紹介します。

1-1. サーファーズハウスの定義

サーファーズハウスに明確な定義は無く、サーファーが好む家を総称してサーファーズハウスといいます。サーファーズハウスは海でサーフィンをするサーファーが、家と海をより近くに感じられるように出入りがしやすい開放的な設備が整っています。
そのため、サーフィン以外でもアウトドアライフを好む人には過ごしやすい家として人気があります。

1-2. サーファーズハウスの特徴

サーファーズハウスは開放感あふれる間取りが特徴です。一般的に「アメリカ西海岸風」や「カリフォルニアテイスト」と呼ばれる間取りスタイルが多く、どちらも海を連想するような雰囲気です。
勾配天井や広々としたカバードポーチ(屋根で覆われているバルコニー)など、南向きに広い土地を活用した家が特徴的です。

2.サーファーズハウスのデメリット

おしゃれで開放的なサーファーズハウスにはどのようなデメリットがあるのでしょうか。次に、サーファーズハウスのデメリットについて解説します。

2-1. 土地選びが難しい

サーファーズハウスは、東西に伸びた屋根や南向きの玄関・バルコニーが特徴的です。そのような特徴があるサーファーズハウスを建てるには広い土地が必要であることがデメリットです。また、海沿いに家を建てたいなどの要望があると、土地の選択肢が狭まることが懸念されます。
土地を選ぶ際には、生活に必要な商業施設や公共機関などの位置関係を十分に検討する必要があります。

2-2. 建築費や設備費が高くなりやすい

サーファーズハウスは、ライフスタイルに合わせて間取りや設備を考えられる点が魅力である反面、その自由さから建築にかかる費用が高くなることがあります。そのため、サーファーズハウスの施工実績のあるハウスメーカーを選ぶなど、ハウスメーカー選びが重要です。
サーファーズハウスの施工実績があるメーカーであれば、規格内で必要な設備を選択できます。そのようなメーカーを選ぶことで予算オーバーになりにくく、サーファーズハウスの特徴をおさえて家を建てることができるでしょう。

2-3. プライバシーの確保に工夫が必要である

サーファーズハウスは、窓が大きい・リビングからウッドデッキへ繋がっているといった特徴がよくみられます。そのため、外からリビングなどの生活スペースが見えやすく、プライバシーの確保に工夫が必要です。カーテンやパーテーションを設置するなど、インテリアとして工夫を取り入れると家づくりの幅が広がりますね。

3. サーファーズハウスのメリット

サーファーズハウスにはどのようなメリットがあるのでしょうか。次にサーファーズハウスのメリットについて、生活スタイルに焦点をあててご紹介します。

3-1. 開放的な空間で生活しやすい

サーファーズハウスはなんといってもその開放的な空間が魅力です。日常生活では玄関やキッチン・お風呂場、各部屋の生活導線が近いことから、家族とコミュニケーションがとりやすいです。さらに、休日は友人を招いてホームパーティをすることもできます。スペースがたくさんあるサーファーズハウスは、楽しみ方が無限に広がりますね。

3-2. 趣味を存分に楽しむことができる

サーファーズハウスは、広いスペースを活用して趣味を楽しむ設備を整えることができます。そのため、サーフボードを収納できるような広いスペースを作ったり、造作棚を設置するなど趣味に合わせて様々な工夫を施せます。趣味に使う道具をたくさん収納できることや、広いスペースで趣味を満喫できるところが魅力です。

3-3. 自然の温もりを感じられる

無垢材などの自然素材を建材に使用するだけでも自然の温もりを感じられる空間になります。加えて、海に近い場所では気温や湿度が高くなることが多く、調湿性能がある無垢材はサーファーズハウスにうってつけの素材といえます。建材に使用する木材の色味や木目の違いを利用して、理想のイメージをつくる楽しみがありますね。

4. サーファーズハウスを建てる際のポイント

最後に、サーファーズハウスを検討される方へ向けて、サーファーズハウスを建てる際に覚えておきたいポイントを解説します。

4-1. 南向きに広い外構を作れる土地を選ぶ

サーファーズハウスの間取りは、東西に伸びる屋根とカバードポーチ、南向きの玄関が特徴であるとお伝えしました。そのため、土地を選ぶ際には南向きに広さを確保できる正方形型の場所を選ぶと良いでしょう。また、駐車場をつくる場合にも広さが必要になるため、最低限欲しい設備を検討しておくことがポイントです。

4-2. 断熱性や遮音性を考えた素材選びをする

サーファーズハウスは、夏のアウトドアライフを快適に過ごせるよう開放的な造りをしています。
そのため、冬場の寒さ対策では気密性・断熱性を考慮して、断熱性の高い素材を壁面や窓ガラスに使用しましょう。
また、サーファーズハウス特有の低い屋根では雨音が気になりやすく、生活に影響することもあるでしょう。雨音対策としては、吸音性や遮音性の高い素材を検討すると良いですよ。

4-3. 収納スペースをたくさん確保する

サーファーズハウスは開放的な造りで、収納スペースを確保しやすいです。趣味に使う道具はもちろん、生活用品をおしゃれに飾れるような造作棚を作ればさらにスペースを有効活用できます。さらに、一目で何がどこにあるのか把握できるので、探す手間が省けて生活効率が上がります。収納スペースがたくさんあると、趣味や生活をより楽しむための工夫ができますね。

4-4. 趣味と生活を楽しむための導線を作る

建築の自由度が高いサーファーズハウスでは、生活導線を考えた設計がポイントです。生活導線に配慮された家では、効率よく家事ができるほか、部屋や空間の上手な活用ができるようになります。導線によって空間を分ければ、オンとオフの切り替えも簡単にできるので、時間の有効活用に繋がります。

5. まとめ

サーファーズハウス

サーファーズハウスの特徴や建てる際のポイントについてご紹介しました。サーファーズハウスを建てるには、土地選びが難しい・建築費が割高になるなどのデメリットがあります。しかし、こだわりの家を建てられることや趣味に没頭できる時間を増やすなど、生活をより豊かにできる魅力があります。注文住宅の一つの選択肢として、サーファーズハウスを検討してみてくださいね。

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