サーファーズハウスの間取りはどうする?工夫点は?間取りの具体例を紹介!

サーファーズハウス

この記事では、サーファーズハウスの間取りに焦点をあて、以下の内容でご紹介します。

以下ではサーファーズハウスを建てる際に意識したいポイントをお伝えします。自分好みにアレンジを加えたり、特徴をおさえて理想のサーファーズハウスを検討してみてください。

サーファーズハウスってどんな家?

サーファーズハウスとは、海で楽しむサーフィンなどのアウトドアライフを快適に過ごすために整備された家です。本来、サーファーが好むような家を総称してサーファーズハウスと呼ばれており、家と海がより近くに感じられる開放的な構造をしています。その開放的な造りから、サーファー以外にも趣味やアットホーム感を楽しみたい人に人気があります。

1. サーファーズハウスの間取りに特徴はある?

サーファーズハウスの間取りや内装にはどのような特徴があるのでしょうか?以下では、構造上の特徴や人気のスタイル毎に間取りをご紹介します。

1-1. サーファーズハウスの特徴

開放感あふれるサーファーズハウスは、主に下記のような特徴があります。

・カバードポーチ(バルコニー)
・勾配天井
・南側リビング
・広い部屋や吹き抜け
・造作棚

カバードポーチは東西に伸びる屋根で覆われているウッドデッキで、リビングや玄関と隣接していることで開放的な空間を生み出しています。このように、居住空間以外も屋根で覆われているところがサーファーズハウスの大きな特徴です。

さらに、南側にあるリビングに続いて玄関やウッドデッキがあるなど、出入り口が南側に集まっていることで室内に効率よく日光を取り入れることができます。

1-2. アメリカ西海岸風のサーファーズハウス

アメリカ西海岸風のサーファーズハウスでは、勾配天井で重心を低くした間取りが特徴です。一般的な家の天井より低く設計されるのが勾配天井であり、傾斜があることで奥行きを感じられるため、2階建でも開放感あふれる空間をつくることができます。さらに、無垢材などの自然素材を天井や床、壁面に使用することでアメリカンテイストなサーファーズハウスになります。

自然素材を使用した構造と合わせて、内装では海を感じさせる水色や白を基調とした配色をすることで、より開放感を感じられるでしょう。

1-3. 平家タイプのサーファーズハウス

サーファーズハウスには日本家屋を思わせるような、1階建で奥行きがある間取りが特徴の平家タイプがあります。平家タイプでは、1階建ならではの空間がひとつになった間取りでより自然を近く感じられる構造が特徴です。ウッドデッキやカバードポーチを活用して、屋外から浴室にすぐ出入りできるような導線をつくることができます。

さらに、平家ではリビングを吹き抜けにすることで、勾配天井がより開放感を与えてくれます。内装では暗いブラウンを用いることで、日本家屋の高級感あふれるサーファーズハウスになりますね。

サーフィンの置物

2. サーファーズハウスの間取りにひと工夫!具体例を紹介

最後に、サーファーズハウスを建てる際に参考にしたい間取りの工夫点・具体例をご紹介します。

2-1. 吹き抜けやスキップフロア

開放感を追求する上で、なんといっても吹き抜けやスキップフロアは欠かせません。勾配天井と吹き抜けを組み合わせて縦の空間を生み、採光を確保して室内を明るくできます。また、1階と2階の中間階にあたるスキップフロアを取り入れることで、壁や廊下を使うこと無く空間を仕切れることから床面積を有効活用できます。

2-2. カバードポーチ

カバードポーチとは、屋根付きの広いウッドデッキのことです。カバードポートはアウトドアリビングとも呼ばれます。カバードポーチは室内と屋外を結ぶ仲介役のような存在で、趣味や子供のプレイスペースとして活用できます。屋根付きで広いスペースのため、テーブルや椅子・ハンモックなどのアウトドア家具を設置したり、DIYの作業スペースとしても最適です。

2-3. 土間収納

サーファーズハウスでは広い玄関スペースを活用した土間収納がおすすめです。大きなサーフボードやキャンプ用品もおしゃれに収納ができる上、土や水がついていても気にせず収納できます。さらに、土間収納は土足で出入りできるため、片付けや準備がしやすいところも魅力です。

2-4. 直通の玄関とお風呂場

直通の玄関とお風呂場は、アウトドアライフを楽しむサーファーズハウスならではの構造です。平家タイプのサーファーズハウスでは、ウッドデッキからお風呂場へ直接出入りできる間取りもあります。汗や泥にまみれていてもすぐ浴室に出入りすることができるので、部屋が汚れる心配が少ないのは趣味を存分に楽しめるポイントですね。

2-5. 室内窓

勾配天井は、高いところにも窓をつけることができます。そのため、天井付近に室内窓をつけることで効率よく採光を取り入れられるほか、天井部分に滞留しやすい空気の循環を促すことができます。
窓の大きさや設置する場所を工夫することで、暗くなりやすい室内が明るくなり、より開放感のある空間になりますね。


3. まとめ

サーファーズハウスは建築の自由度が高い注文住宅で、どの間取りタイプでもライフスタイルに合わせて導線をつくることができます。定番の間取りタイプは、サーファーズハウス発祥の地であるアメリカを思わせるような間取りです。しかし、日本らしさを取り入れたサーファーズハウスにしたいという方は、ぜひ平家タイプの間取りを参考にしてみてください。

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